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ツガワクオリティ

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。唐突ですが・・・物事の『本質を見極めること』は極めて重要なことであります。“本質”を見極めることに長けた人は、勉強も仕事もよくできます。その様な・・・天性にしろ、後天的なものにしろ、何をやっても要領よくこなし、考え方や動きに無駄の無い人は一体どの様な人なのでしょうか?私が思うに、その様な人は、恐らく“本質”を見極めるのが上手な人。ただ、天性にしろ、後天的にしろ、なかなかその様な人はおりません。
では、“本質”を見極めることができないと、一体どの様な不自由があるのでしょうか?
それは・・・同じミスを繰り返したり、思った様な成果が得られなかったりということがしばしば起こります。
 
例えば、売上がなかなか伸びない(受注が取れない)とか
 →売上が伸びない“本質”はどこにあるのか?
 
例えば、生産性がなかなか向上しない(効率が悪い)とか
 →生産性が向上しない“本質”はどこにあるのか?
 
例えば、コストがなかなか下がらない(原価改善が進まない)とか
 →コストが下がらない“本質”はどこにあるのか?
 
例えば、品質がなかなか良くならない(クレームが止まらない)とか
 →品質が良くならない“本質”はどこにあるのか?
 
“本質”を見極められないと何故成果が上がらないのか?それは簡単なこと。問題の根源に行きついていないからであります。品質管理手法で“なぜなぜ分析”というものがあります。問題の根源に行きつくまで“なぜなぜ”を繰り返すというものです。売上然り、生産性然り、コスト然りであります。こんなことは、恐らく、皆さん誰もが知っていること。では、何故?それを知っていながら、ほとんどの人が“本質”を見極められないのでしょうか?実は、これも至極簡単なこと。それは、二つの現場を軽視しているからであります。二つの現場とは・・・一つは“お客様という現場”、一つは“モノづくりという現場”であります。
“現場百回”の話はご存知のことと思います。警察は、犯人を探す上で、現場に百回も足を運んでつぶさに調べるというのです。我々モノづくりだって同じこと。“本質”に行きつくまで、何度も何度も現場に足を運ぶべきなのです。しかしながら、どうでしょうか?何か問題があった際に、一度や二度現場に行けばたいしたもので、一度も行かずして問題の“本質”にアタックしようとしないこともしばしば。先に、世の中には生まれながらにして“本質”を見極めることのできる人がたま~にいるとお話しました。が、その様な人はほとんどおりません。私だって、その様な力は生まれながら持っていやしません。ですから言っているのです。
“本質”を見極める力をつけようと。特に、品質に関しては、その他全てのことを差し置いてでも真っ先にやらねばなりません。二つの現場を重要視し、“現場百回”の実行を今直ぐやらねばなりません。即ち、『徹底した現場主義』であります。
 
これら実行を要するのは、決して、売上、生産性、コスト、品質だけではありません。全ての業務においてもです。何だか、どうも仕事が上手くいかないといった場合、“本質”を見極めていないことに起因することが多いと私は思います。また、“安易にわかったふりをせぬこと”実はこれが非常に重要なポイントです。時間が無かったり、忙しかったりすると、ついつい早く終わらせようという思いに駆られます。要注意です。これを端折って、中途半端に終わらせると、当然のことながら“本質”には行きつけません。次回、またしても同じミスを・・・そして、その先も同様のミスを・・・ミスは永遠に続いてしまいます。
 
まだまだ十分と胸を張って言える状態ではありませんが・・・・・
今、ツガワは、『ツガワクオリティ』に真正面から向き合っております。
 
その為に、『本質を見極めること』の重要性を全社で理解し、『徹底した現場主義』を実行します。
 
また、ツガワismの根幹に、“品質”があることを全社で理解し、“品質立社”を掲げ、『“品質第一”、“客先クレームゼロ”、“品質は全てに優先される”』を全ての業務で実践し、“品質のツガワ”を実現して参ります。
 
『ツガワクオリティ』にご期待下さい!!

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