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ツガワブログ

100年企業へ、その先、その遥か先へ

ツガワの駒田です。皆さん、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
先ず初めに、この度の能登半島地震で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日本航空516便と海上保安庁機の衝突事故でお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表します。
 
1月1日元日からこの様な惨事が重なったことは私の記憶にはありません。誰もが、この一年への期待と希望、そして幸せや夢を語り、思い描いていた矢先のこと。それが一瞬にして潰えたのです。悲しみや不安の底に突き落とされたのです。災害に見舞われたご本人やご家族ご親族のみならず、日本中いや世界中で多くの人びとの気持ちが深い悲しみと不安に覆われました。早々に、米国をはじめとする国々が、日本への心配や支援を申し出てくれたことに感謝の思いでいっぱいであります。
 
1月1日の正に地震発生した頃、私は偶然にも本社に用があり立ち寄っておりました。それが功を奏し、即座に役員や幹部にお客様やパートナー企業様、お取引先様、社員、社員のご家族の安否確認をする様指示。岩手中央運輸においては、年末年始の輸送業務を日本全国で展開していた最中だったため、即座にトラックの状況確認報告が入って参りました。また、翌日2日には、凡その安否確認が取れ、大きな影響が無かったことが確認出来ました。
ただ、時間を追うごとに厳しい被害状況が各種メディアで報じられる中、ふと東日本大震災当時のことを思い出したのです。あの時に全国全世界から頂いた御恩のことを。勿論、今回被災された石川県の皆さんからも多大なるご支援ご恩を頂いております。今回は、我々がそれら頂いたご恩に報いる番だと・・・・・。及ばずながら、ツガワは、地震発生直後より、下記の通り義援活動を遂行中であります。
 
1月1日 役員、幹部へ各方面への状況確認を指示
 
1月2日 凡その安否確認が済む
 
1月3日 ツガワとしての被災地への義援を指示
     人道支援の観点から管理本部中心にした緊急会議開催
 
1月4日 義援物資輸送第一便が七尾市に向けて出発
     『令和6年能登半島地震支援物資輸送』許可を受ける
     (ツガワ・岩手中央運輸の連名にて)
 
     義援物資:飲料水 (2L×6本)×100ケース
          灯油  (18Lポリ缶)×50缶
 
1月5日 第一便が午後1時に七尾市に到着。無事輸送完了。
     危険な業務を遂行頂いた岩手中央運輸運転手の方に感謝
 
1月6日 七尾市から「水が足りないので何とかして欲しい」と緊迫し
     た要請あり。管理本部中心にした緊急会議を再度開催
     義援物資輸送第二便について検討・支援内容決定
     
1月9日 七尾市に向けて義援物資輸送第二便出発
 
     義援物資:飲料水 (2L×6本)×960ケース
 
尚、被災地からのご要望がある限り、可能な限り今後も様々な観点から支援を継続していくと共に、今後は岩手県や花巻市、北上市、二戸市とも連携をとりながら支援活動をして継続して参ります。
 
さて、年頭所感では、今年はもとより“ツガワ30年の計”に基づく、“10年の計”に賭ける思いや極めて前向きな抱負満載のお話を致しました。前途多難な2024年の幕開けではありますが・・・・・
私が前々から申しております様に、この2024年という年は、失われた30年が更に延長していってしまうのか?そこを脱却して、強い日本を再構築するスタートの年になるのか?そこが問われる大変重要な年となります。そういった意味では、年明け早々の大きな災害や事故への対応一つとっても、それを強く意識した捉え方を全国民がする必要があります。また、我々ツガワグループにとっても、100年企業へ、その先、その遥か先を目指す本格的なスタートの年。この先、日本は内憂外患、国内外に多くのリスクを抱えながら険しい道を歩むこととなります。その様な中での事業運営を・・・これから数十年、数百年、更に延々と続けていく為に何が重要になるかを考えております。
 ツガワグループは、“価値創造”と“地域創生”を経営の二本柱に今後とも取り組んで参りますが・・・更に、そこに“独創性”を加え、ツガワにしか出来ないモノやコトづくりの追及をして参ります。そして、以下の通り、使命感と責任感をもって取り組んで参ります。
 
【ツガワの3つのPurpose】
 
1.真に世の中に役立つモノ・コトづくりをして参ります
  他にない、世界初の、見たことも聞いたこともない、サスティナブ
  ルなモノ・コトづくりへの挑戦
 
2.モノ・コトづくりを通して、日本再生に寄与して参ります
  日本のモノ・コトづくりを支え、変え、牽引する
  地元地域と共にモノ・コトづくりの創生の取り組む
 
3.ツガワは人なりを実現して参ります
 
ツガワはどんな時代にあっても、“世界一”人を大切にする会社でありたい。夢を追い続ける集団でありたい。大きな夢をカタチにする意欲溢れる人が集う場でありたい。

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