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新たなるスタートラインに立つツガワ

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。
 
『民信無くば立たず』
 
民(たみ)信(しん)無(な)くば立(た)たず
 
皆さんご存知の孔子の言葉であります。孔子が、政治をおこなう上で大切なものとして軍備・食料・民衆の信頼の三つをあげ、中でも特に重要なのが信頼であると説いた言葉であります。
 
昨年のビッグモーター保険金不正請求事件に端を発し、ダイハツ工業の認証試験不正、富士通の前代未聞の冤罪事件、自民党の政治資金パーティーを巡る虚偽記載。そして、日本中を震撼させたトヨタ自動織機の認証不正問題・・・日野自動車、ダイハツ工業に続き”トヨタお前もか!”・・・という思いです。これら相次ぐ現象は、一企業の問題ではなく、メイドインジャパンの国際的評価を下げる大変大きな出来事だと思うのです。日本は一体どうなってしまったんだろうか?
日本に対して、一日本人であることに対して、本当に残念でならないという思いが込み上げて参ります。
世論や、SNS、誹謗中傷に対しては異常なほどに臆病なくせに、不正・隠ぺい・虚偽などは裏でコソコソと着々と行い、バレなければそれで良しとする。万が一、バレたらバレたで腹をくくって責任をとるどころか、立場の弱い人や無関係の人に責任を押し付ける。正に、“無責任、自分さえ良ければいい、その場しのぎ、往生際が悪い”といった、人として最低レベルの状態が散見されます。そして更に、日本や日本人が長年の間、世界中の人びとから称賛と尊敬の念で見られていた・・・“信頼(信用)、誠実(誠意)、真摯な心(真心)”などが崩れかかっております。また、これもまた日本や日本人の美徳であったはずの“自分のことより他人を大事にする心”が失われつつある状況であります。特に、政治家、企業や組織のトップは冒頭の言葉をあらためて肝に銘じねばなりません。更には、会社、組織、そして個々人においても同様に心に刻まねばなりません。
 
『民信無くば立たず』
 
民(たみ)信(しん)無(な)くば立(た)たず
 
民(たみ)の部分を・・・・・
 
『国民』、『お客様』、『お取引先様』、『パートナー企業様』、『社員』、『地元地域の人びと』、『友人』等々。
 
日本の企業として、私は、全方位的な“信(信頼・信用)”を今こそ取り戻さねばならないと思っております。常に・・・他責にせず自責に、自己保身に走らず他人を思いやることが、そのスタートになります。
 
スタートという意味では、ツガワの今年の一字は『新』!!
 
その心は・・・
 
『新しいスタートラインに立ち、新たなるスタートを切る。』
 
であります。冒頭からの日本各所で起こる不祥事ではありませんが・・・私は、“新しい”、“新たなる”という言葉の裏に“原点”に立ち返るという思いもこの言葉の中に込めております。 “原点”という古くて新しい立ち位置に全ての日本人が回帰する必要性を感じるのです。この“原点”の中でも、最も大事なことは“信(信頼・信用)”であります。
 
では、此処にツガワにおける“信(信頼・信用)”構築の考え方を下記にお伝え致します。どれもが当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前の様にいつも自然体で出来ることが“信(信頼・信用)”構築の近道であるとツガワは考えます。
 
【ツガワの考える“信(信頼・信用)”とは】
 
1)約束を守る
 
 特に、時間を守ることが極めて大事。
 
2)常に相手を思いやる
 
 自分のことよりも他人のことを大事に思うことが肝要。
 
3)相手の立場に立つ
 
 俺が俺が・・・自分中心の考え方を改める
 
4)クオリティ重視
 
 品質第一、品質は全てに優先される・・・という精神
 
5)言うべきことを言う
 
 盲従、盲信が厳禁・・・言うべき時に、言うべきことを言うことが信を得るために極めて大切。
 
中でも、私が最も力を入れて取り組んでいることは・・・・・“クオリティ”であります。これは、単に製品の品質に限ったことではありません。良い製品をつくる為に必要な全ての要素についての“クオリティ”であります。
 
冒頭から“信(信頼・信用)”について縷々を述べて参りました。何故この様に、その重要性をお話しているのかを申しましょう。それは・・・ツガワの経営が、この“信(信頼・信用)”の上に成り立っているからであります。つまり、植物で例えれば根っ子にあたるからです。そう、この根っ子がしっかりしていなければ、どんなに偉そうなことを言ったりやったりしても、所詮は砂上の楼閣、直ぐに化けの皮が剝がれます。そして、最後に、“信(信頼・用)”に基づくツガワの経営をご案内致します。
 
【ツガワの考える“信(信頼・信用)”に基づくツガワの経営とは】
 
1)CS経営/ES経営
 
2)品質第一の経営
 
3)価値創造の経営
 
また、地域創生を念頭に置いたサステナビリティ経営もツガワならではの経営と言って良いでしょう。
 
新しいスタートラインに立ち、新たなるスタートを切る2024年のツガワにどうぞご期待下さい。

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