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ツガワブログ

合同事業報告会/創業記念イベント

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。
“つわものどもが夢の跡”・・・ツガワ創業から現在、そして未来へ向けてモノコトが移りゆく様に深い感慨をもよおしております。去る2月21日の『合同事業報告会/創業70周年記念イベント』が盛大に開催されました。ここで少しご説明を。
事業報告会とは、1973年から半世紀に亘って行われているツガワ独自の全社経営会議であります。四半期に一度の開催で、今回で通算203回目となりました。記念イベントとは、創業70周年(2023年6月)を祝して、地元地域への感謝の念を込めて周年期間(2023年6月~2024年5月)随時開催されている行事の一つであります。本会及びイベントは、その全てにおいて一つの実験の場でもありました。その実験とは?
 
一つは、半世紀に亘る事業報告会の歴史において初めて外部の方々をお招きして開催したこと。
 
二つ目は、その事業報告会を社外で、しかも合同(Zoom併用)で開催したこと。また、その会場が直前にネーミングライツ(命名権)を取得したばかりの施設“さくらホール feat. ツガワ”であったこと。
 
三つ目は、午後からの記念イベントにおいては、地元地域の皆さんと共に手づくりの心温まるものとなったこと。
 
四つ目は、社員2名による個展を同時開催したこと。
 
五つ目は、午前の部、午後の部を通して多くの社外の方々がいらした中で、社員一人一人がホスト役としてお客様を温かいおもてなしの精神でお迎えしたこと。
 
などであります。
 
 
ツガワは、これまでも・・・
 
★お世話になっている各市と若手を中心としたブレーンストーミング
 →地域を盛り立てていくにはどうすれば良いかを論議
 
★岩手いいモノづくり発信交流会
 →地元の様々なモノづくりに携わる方々と交流し発信する
 
★ツガワ未来館アピオ(最初のネーミングライツ)
 →岩手の秘める「未だ見ぬ可能性」や「才能」を開花させ、素晴らしい未来と夢を実現する場所としたいという願いを込めて。
 
★ツガワCM
 →テレビはもとより、FM放送(一部番組の冠スポンサーも)などのメディアを通して、岩手県内に広くツガワをPR。
そして、新たなところでは・・・
 
★ツガワマンガ
 →社内外に4000部を配布し、ツガワ70年の歴史を分かり易くご案内。岩手県内の全小学校に2冊寄贈。二戸市においては、全小学生1630名に寄贈。
 
★ツガワCM(新)
 →リメイク版と体操版の2種類制作し、3月から順次放送する。また、合わせてツガワの公式キャラクター“ツガバン”が登場。
 
★さくらホール feat. ツガワ(ネーミングライツ第2弾)
 →さくらホールの存在を強調し、魅力を際立たせ、互いの相乗効果を高めたいという意図と共に、featuring(feat.はその短縮)の語源の意味“つくること”から文化を創るさくらホールと、モノづくり企業としての当社の成り立ちとの親和性が高いと考えたから。
 
また、SNSを最大限活用した新たな企画も進行中であります。
 
 
ということで・・・ツガワは、2月21日をもって、我々社員だけのツガワでなく、公共性ある開かれたツガワになるためのスタートを切ったのです。上場して、プライベートカンパニーからパブリックカンパニーになったというほどのものではないものの、少なくとも地元地域(岩手県やお世話になっている各市)においては、それに準ずるくらいの会社になるべく覚悟をもって開催したのが本会/イベントであったのです。
 
私は、その合同事業報告会の冒頭で三つの宣言をしました。
 
一つは、
『ツガワは、今日、新しいスタートラインに立ち、新たなるスタートをきります。』 
 
二つ目は、
『ツガワは、創業100周年を迎える2053年を一旦のゴールと定め、“価値創造”と“地域創生”を経営の二本柱に掲げて“ツガワ30年の計”を遂行します。』
 
三つ目は、
『ツガワの使命は?やらねばならないことは?それは・・・人と地球に優しいサスティナビリティ経営を志向し、日本のモノコトづくり再生に寄与することであり、“夢をカタチにし、未来に夢をつなげる”ことであります。』
 
そして、もう一つ、当日言い忘れた最も大事なことがあります。
 
それは・・・・・
『他に無いモノコト、世界初のモノコト、見たことも聞いたことも無いモノコトへの挑戦をする。』
つまり、誰もやったことの無いことをやろうじゃないか!という強い思いであります。
そんなエキサイティングで面白い会社がツガワであるということを社内外の皆さんに分かって頂きたいし、その様な会社にすべく私は全力前進して参ります。2月21日を期に、地元地域の方々のツガワに対する見方が変わって参ります。それは、これまでにない様な期待と希望の目であります。ツガワをもっともっといい会社にすべく更に力を尽くして参ります。
この様に、新たな覚悟と思いでスタートをきったツガワでありますが、ツガワの誇る3つの事業で、これまで以上に多くのお客様の役に立てます様取り組んで参ります。
 
3つの事業とは・・・受託開発生産事業、自社製品開発事業、総合物流サービス事業であります。
『3つの事業(各工場・事業所・各BU)のコアコンピタンスを徹底強化する。』
正に、本田宗一郎の著書にもあります“得手に帆を揚げる”ことの重要性をしっかり全社員が理解し、鋭意取り組んで参ります。また、本田宗一郎にならって楽しく。
本田宗一郎氏の著書である“得手に帆を揚げて”より抜粋致します。
 
『“惚れて通えば千里も一里”という諺がある。それくらい時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるようになったら、こんな楽しい人生はないんじゃないかな。そうなるには、一人ひとりが、自分の得手不得手を包み隠さず、ハッキリ表明する。石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです。そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、伸ばしてやる、適材適所へ配置してやる。そうなりゃ、石もダイヤもみんなほんとうの宝になるよ。
企業という船にさ、宝である人間を乗せてさ、舵(かじ)を取る者、櫨()を漕ぐ者、順風満帆大海原を和気あいあいと一つ目的に向かうこんな愉快な航海はないと思うよ。』
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