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ツガワブログ

夢をカタチに 未来に夢を!!

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。皆さん、このゴールデンウイークを大いに楽しまれ、思い切り心身をリフレッシュされたことと思います。それにしても、日本全国(特に北海道や東北地区)暑い暑いゴールデンウイークでありました。4月中に日本各地で気温30度超(特に北海道は驚き)を経験したことはあまり記憶にありません。
当初から、今年は5月頃から猛暑となる様な話はあったので、ある程度の覚悟はしておりましたが・・・。これほどの暑さとは。この分だと、今から夏が思いやられます。生態系もおかしくなるのでは?と不安になって参ります。
そう言えば、中国や英国をはじめとした世界各国が北極探査に躍起になっているとのこと。日本も遅れ馳せながら新しい探査船を造り、北極探査に乗り出すとのニュースがありました。何故?今、北極探査なのか?その意味が深刻であります。北極は、世界平均の温暖化より3~5倍の早さで進行しているというのです。北極の氷が溶け、世界中で水位が上がり、異常気象が発生し、自然災害が益々多発する世界。米国では、ハリケーン被害が多発、日本のみならず今年に入ってから世界の至る所で大きな地震が頻発しているのも気になります。
20年ほど前から本ブログを書き続けておりますが・・・ここ数年、何となく気候変動に関する警鐘めいた話を多くしてきた様な。地球が心配です。
また、それに匹敵する様な衝撃的ニュースもありました。FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長が利下げを先送りしたこと・・・その結果円安に大きく振れ、日銀が8兆円強の覆面為替介入したのでは?といったこと。さらに戦慄したのは・・・“子どもの数”のことであります。
以下、日本経済新聞より。
 
『総務省は4日、5月5日の「こどもの日」を前に人口推計から算出した子どもの数を発表した。15歳未満の男女は4月1日時点で前年より33万人少ない1401万人となった。43年連続で減少し、比較可能な1950年以降の最少記録を更新した。総人口に占める比率は0.2ポイント低下の11.3%で過去最低となった。子どもの数を3歳ごとの区分でみると、年齢が低いほど少なくなっている。12~14歳は317万人で、0~2歳は235万人となった。出生率が低下傾向にあり、子どもの数は減少が続くとみられる。1950年に子どもの数は総人口の3分の1を超えていた。その割合は75年から50年連続で低下し、過去最低となった。一方、65歳以上の高齢者の割合は29.2%で最も高い。高齢者は50年に4.9%だった。少子高齢化の影響で上昇を続け、97年に子どもの数より多くなった。日本の子どもの比率は諸外国と比べて低い。国連人口統計年鑑によると、推計時点は異なるものの、人口4000万人以上の37カ国のうち、比率が日本を下回るのは11.2%の韓国だけだった。そのほかはドイツが14.0%、中国が16.8%、米国が17.7%、インドが24.9%などとなっている。』
 
日本並みに、韓国も総人口に占める15歳未満の子どもの比率が低いのも驚きだが・・・ドイツや米国に加えて中国も比率が下がってきているのにも驚く。先進国は軒並み子どもの数が減ってきているとなると、やはりこれからは東南アジアやアフリカなどの時代になってくるのかもしれません。
今年は、年初に妻の実家に行く予定でしたが、1月1日の能登半島地震によりキャンセル。ゴールデンウイーク中に一年近くぶりに顔を出したのですが・・・姪っ子の子どもがまた一人増え、久しぶりにワイワイ騒いだり、泣いたり笑ったり賑やかな雰囲気を味わうことが出来ました。やはり、子どもはいいものです。また、この子らを見ていると、我々大人がもっともっとしっかりしないといけないと反省しきりです。
そんな最中にも会社に当て嵌めて考えてしまうのが私のいけないところ。
 
『夢をカタチに(し)未来に夢を(つなぐ)』
 
という、当社の企業理念がふと頭を過りました。正にこれだ!!子どもらの顔を見ながら・・・もっともっと沢山の夢をカタチにして、その夢を未来につないでいって貰わねばと痛切に思ったのです。未来を担う子どもたちに誇れる様な仕事をせねばならないと誓ったのです。そして、価値があり夢のある仕事をし、それをカタチにして未来へつないでいくかを考えたのです。
 
“こどもの日”関連で、もう一つ、どうしても考えねばならないことを・・・。それは、戦争による子どもたちの被害です。日本経済新聞(日曜版)の春秋より、
 
『ポーランド出身のユダヤ人絵本作家アニタ・ローベルさんは、ナチスの強制収容所での体験を子ども目線で描く(「きれいな絵なんかなかった」)。捕まったのは10歳のとき。紡ぎ出すのは食物や排泄、人間の悲鳴といった五感に刻まれた記憶だ。極限の環境が子供の心身にどれほど傷を残すか。読み手まで苦しくなる。悲劇から約80年を経て、やはり耐え難い苦痛がいまガザ地区の子供たちをさいなむ。大勢が飢え、数百人でひとつのトイレを使うしかない。そして、常に死と背中合わせの恐怖。戦闘の勃発以来、犠牲になった子供は1万3千人を超すという。
「戦争で最初に、そして最も苦しむのは子供だ」。ユニセフが強く訴えている。歴史にまとわりつく憎悪は粘っこく、世代を超え再燃する。ただ、アニタさんは「被害者であることだけにこだわるのもつかれる」と説く。生まれ来る子供への負の連鎖を断つ。世界の大学での抗議活動は、その努力を各国リーダーに鋭く迫る声でもあろう。日本にできることも少なくないはずだ。こどもの日に思う。』
 
ガザ地区のみならず、ウクライナ戦争においても同様。“夢をカタチにし、未来に夢をつなげる”どころか、その真逆を大人の都合で強いてしまうのは如何なものか?歴史にまとわりつく憎悪だとか、世代を超えて再燃するだとか・・・そんなことが、未来を担う子どもたちに誇れることなのでしょうか?どれだけ価値のあることなのでしょうか?子どもたちからすれば、これら大人たちの勝手な都合は迷惑千万!いい加減にして欲しいというところだと思います。
 
いずれにせよ・・・我々世界中全ての大人の最大のミッションは、歴史的、宗教的、独欲的な諍いを一切無くし、我々の崇高なる企業理念の如く、未来を担う子どもたちのために、
 
『夢をカタチに(し)未来に夢を(つなぐ)』
 
ことであると私は思うのです。よって、当社の“ツガワ30年の計”並びに“10年の計”において・・・我々が沢山の夢をカタチにし、子どもたちが未来にそれらの夢をつないでいける様な会社にすべきことを刻まねばならないと思っております。そんな意味を込めて・・・・・
 
ツガワは、
 
2月・・・岩手県内全ての小学校、中学校へ“ツガワマンガ”を寄贈致しました。二戸市においては、小中高生全員(1630名)に寄贈。
※ご興味ある方は是非一報下さい 
4月・・・新CM(2種類)により、子どもたちがモノづくりを通して明るい未来を想像出来る様な内容としました。
※弊社YouTubeチャンネルをご覧下さい
 5月・・・川崎市スポーツ少年団バレーボール交流大会に協賛し、未来を担う子どもたちをサポートさせて頂きました。
 
ツガワは、企業理念に則り、人びとのため(特に子どもたち)に・・・
 
『夢をカタチに(し)未来に夢を(つなぐ)』
 
牽引企業であり続けたいと思っておりますし、今年の“こどもの日”を一つのターニングポイントとして、それら活動を強化させていきたいと考えているところです。これからの10年を見据えた、ツガワの“10年”に是非ご期待下さい。

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