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ツガワブログ

“モノコトそうぞう法人”ツガワ

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。

相も変わらず・・・世界の首長や頭脳が頭を抱えております。これは、今に始まったことではありません。何年も何年もの間・・・こんなにも優れた世界中の頭脳が集まっていながらにして、なかなか世界はまとまって参りません。

・11月6日~20日にCOP27(国連気候変動枠組条約27回締結会議)
・11月15日~16日にG20(Group of Twenty)パリ・サミット
・11月18日にAPEC(アジア太平洋経済協力会議)

があってもまとまらないのです。どれもこれも・・・世界、そして地球の課題について国を超えて議論し、ルールを決め、解決への実行を図る世界会議であります。今、世界の数多ある課題の中では特に・・・・・”地球温暖化”、”ウクライナ”、”インフレ”に関する事が主なものであります。

・“地球温暖化”に関しては、CO2削減を目標と期限を持って全世界が取り組む。
・“ウクライナ”に関しては、停戦の上で友好関係(ロシアとウクライナ)を再構築する。
・“インフレ”に関しては、投機的な要因を排除し、実態経済に即した形に戻す。
 
確かに、それぞれの国の事情があるのはわかります。また、そこには人間特有(人間しか持っていないのでは?)の欲や意地の様なものがあることもわかります。しかしながら、どの世界会議においても合意文書作成に窮したり、締結に至らなかったり、分断をより一層深めたりでは、何の為の会議かわかりません。ここは一つ、世界会議を各国、世界、地球を担う次の世代の若者たち(10代~20代)で行ってはどうだろうか?と真剣に思います。「まだまだ若い者たちには任せられない!」と、言う人はいるかもしれません。ただ、人類発展の歴史からみて、次の時代を担う若き人材が、いつの時代においても優れた可能性を秘めているのは間違いありません。また、今日において、次の時代を担う若者たちは、SDGsのキャッチフレーズである・・・『人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標』の字面を追うだけでなく、子どもの頃からその真意を学習し、本気で取り組もうという意志を醸成し、行動に移して行こうとしております。頼もしい限りであります。決して、先輩である私を含めた大人たちに能力が無いとは申しません。ただ、私は・・・これからの地球社会は、全く違った価値観や目標を持って突き進んでいく様な気がするのと、その勢いを世界トップクラスの頭脳集団や我々大人が止めてしまってはならないと漠然と思っているのです。
 
さて、そんな最中、私はここ最近・・・本社、工場、各事業所にてこんなことを言っております。
 
『世界情勢や国内の事業環境がどうあろうと、本社は常にツガワの機関車(仕事をつくりだす)たれ。工場は客車(仕事をこなす)たれ。』
 
と・・・そして、こんな話もしております。
 
『本社がツガワという列車の機関車であるならば、工場は客車である。その客車にはより多くのお客を乗せる様努力して欲しい。これ即ち、生産性を高め、品質を高めることである。』
 
と・・・更には、こんなことも言っております。
 
『客車が足りない場合は、客車を増やす努力を会社としてする。ツガワという列車は、駅(マーケットやお客様)に到着する度に多くのお客様(仕事)を客車に乗せる。機関車、客車共に(製販一体にて)力を合わせて頑張って欲しい。』
 
私は、世界情勢や国内の事業環境がどうあろうと、マーケットやお客様に何があろうと・・・ツガワの出来ることは、その幅も深さも、そして高さも、どんどん増して来る様な気がしております。その理由は・・・
 
★モノづくりの国内回帰が一層進むから
 
★お客様のファブレス化が更に進行するから
 
★日本のモノづくり業界全体の力が弱くなってくるから
 
但し、ツガワの活躍の場が広がる予感がすると共に懸念することもあります。それは、お客様やマーケットに・・・
 
「ツガワに大いに期待していたが・・・残念」
 
といった具合に、お客様やマーケットに残念な思いをさせてしまってきたことであります。つまり、これまでお客様やマーケットの期待に完璧にはお応え出来なかったのです。これは、大いなる反省を持って真摯に受け止めねばなりません。そして、このお客様やマーケットの残念な思いを、「期待通りだった!」という満足に変えて行かねばなりません。
その為に、ツガワは以下を実行実践して参ります。
一言で申せば・・・・・
 
『モノコトそうぞう法人として抜きんでること』
 
であります。ツガワは、“モノづくりトータルソリューションカンパニー”から“モノコトづくりトータルソリューションカンパニー”へと変わって参ります。そう変わる為に、ツガワは次の3つのことを実行実践して参ります。
 
1)新しいモノづくりやコトづくりを研究する、知る、学ぶこと
 
2)未来を学ぶ習慣を身に着けること
 
3)何に対してもそうぞう(想像・創造)すること
 
当たり前のことを当たり前の様にやっていては絶対にダメであり、また、目の前にある現象だけを追い掛けることもダメ。ツガワは、何に対しても疑問を持ち、その解決に向けて常にそうぞう(想像・創造)し続ける会社を目指して参ります。

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