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コロナ禍3年間のツガワの挑戦!!

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。“10年に一度”ともいわれる大寒波が日本中に襲い掛かっております。この“10年に一度”ですが・・・10年に一度やって来るか否かということではなく、10年に一度あるかないか位の寒さという意味とのこと。どちらにしても、この冬は暖冬ならぬ “寒冬”の様です。東北は勿論のこと、関東の平野部でも3月までに何度かまとまった雪が降るという予測もあります。
皆さんもどうぞお気をつけ下さい。
 
さて、年末年始~年頭所感~客先への挨拶まわり・・・特に、今年は3年ぶりにお客様への年始挨拶が全面解禁となり、営業部門を中心に年明け早々慌ただしく動いております。かく言う私も、久し振りの年始挨拶まわりに心躍らせております。その勢いで・・・十数年の年始挨拶で初めて、“2023年謹賀新年”なるプレゼン資料を作成。それを持参し、コロナ禍3年間のツガワの事業動向並びに将来展望をお客様へ強烈にPRしているところです。こうなりますと、年始挨拶というよりも年始挨拶の名を借りた“ツガワ事業動向説明会 ”の様相であります。
お客様も、まさか年始早々その様な説明会になるとは思っていなかった様で、どのお客様も面喰らっている様です。ここ数年、ツガワは新規のお客様も大変多くなり、この説明会は2月いっぱい延々と続いて行きそうです。
 
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る・・・。」
 
この3カ月間のひと月の短さ(短く感じるだけだが)に注意せねばなりません。新年ということで兎に角忙しなく、何だかやたらと気が急いていることもあり、本当にあっという間に3カ月が過ぎ去って行きます。
 
「このあっと言う間の3カ月間を無駄に過ごすわけにはいかない!」
 
ということと、コロナ禍から解放されたということもあり、この3カ月の私的学習成果(毎年何もできないで終わってしまう反省から)からの“2023年謹賀新年”資料内容がどの様なものなのか?簡単にご説明を。ツガワが、3年間という長いコロナ禍の最中、世界中がコロナに翻弄される中、一切動ぜずに粛々と我が道を行く経営をしてきたことを多くの皆さんにご理解頂けましたら幸いです。
 
 
【その1】
 『2023年6月に創業70周年を迎えるツガワの“100年企業ビジョン”を御説明させて頂きました。』
 
Be Creative,Be Glocal 
~モノコトそうぞう法人~
 
※是非!弊社ホームページをご覧下さい。
 
 
【その2】
 『F-EDMSの3本柱とその取り組みを御説明させて頂きました。』
 
F-EDMSとは、ツガワ独自のモノづくりビジネスモデルであるEDMSの進化系である。最新の取り組みである“板金(溶接)技術センター”のユニークなビジネスモデルはお客様も大注目。
 
1)6つの”F”は、夢と理想に向けたツガワの熱い思い
 
 Flexible,Fast,Free,Fabless,Forward,Future・・・
(常に柔軟な開発生産対応と敏速な対応を心掛け、過去にとらわれない自由な発想を持ち、優良パートナーとの提携を強化し、進歩的に未来を切り拓く・・・。)
 
2)3本柱
 ①全国規模でパートナー企業を開拓
 ②優良パートナー企業との業務連携(提携)
 ③板金(溶接)技術センターを全国で展開
 
※オリジナリティ溢れるツガワのビジネスモデルに多くのお客様が改めて興味を示されております。
 
 
【その3】
『自社製品・・・“ツガワだからこそできる真に世の中に役立つモノやコトを開発する”という、ツガワの自社製品に込めた思いを御説明させて頂きました。』
 
新商品“AIR SmartTerminal”に行きつくまでに・・
実に100社1000人以上のお客様にご覧頂き、地道に研究開発を進めております。昨年末~今年にかけて、これまで寄贈やモニターレベルだった世の中の認知度が変わり、徐々にお買い上げ頂けるお客様が出てきております。
 
※コロナ禍だったにも関わらず、本業(ODM/OEM/EMS)はもとより新規事業を立ち上げているツガワのチャレンジングな企業姿勢をご覧下さい。
 
 
【その4】
 『ツガワの設備投資(2018年~2023年)「景気の悪い時にこそ積極的設備投資を!!」というツガワの投資に対する独特な考え方を御説明させて頂きました。』
 
①北上コーティングセンター(通称:KCC)第二工場 2019.11月導入
 →第3工場の建築計画(来年4月完成予定)も合わせて説明
 
②TRUMPF YAGレーザーロボットシステム(花巻板金(溶接)技術センター内設置) 2020.12月導入
→全国で板金(溶接)技術センターを設立する構想も合わせて説明
 
③AMADA EG6013AR ロボットベンダー(二戸工場内設置)2022.12月導入
→グループ随一の“5S”と“生産性”を誇る二戸工場をPR
 
④オオクマ MCR-A5CⅡ 5面加工門型マシニングセンタ(花巻板金(溶接)技術センター内設置) 2023.5月導入
→機械加工事業への本格参入とパイプ加工(近い将来)を含む複合加工(板金・切削・パイプ)への挑戦をPR
 
【その5】
『自社開発・・・“モノ・コトづくりの未来のカタチを創造する”という、ツガワ独自のロボットプロジェクトを御説明させて頂きました。』
 
1)スポット溶接痕 仕上げ自動化システム
2)スポット溶接の外観や接続強度をAIで画像判定するシステム
3)KCC第三工場に導入予定の塗装ロボットシステム
 
※全て研究開発中ではあるが、ロボットメーカー数社と共同開発が進んでいる。良い製品が出来れば、将来的に外販の可能性も・・・・・。
 
【その6】
『ツガワグループ(岩手中央運輸を中心に推進)独自の3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)に関して御説明させて頂きました。』
 
昨年より、従来からの“配送”、“保管(倉庫)”、“設置”、“保守メンテナンス”ビジネスに加えて“商品(製品・資材)管理”分野にも積極進出。
 
※SCMの効率化や物流の最適化を考えるお客様が非常に多くなっている。今後、客先ニーズが急拡大することが予想される。
 
【その7】
『ツガワのSDGs活動について説明』 

ツガワ独自のSDGs活動とは・・・本業である“モノづくり”、地元地域での“コトづくり”に注力しながら、経済的価値に加えて社会的価値を創出することを目指したもの。どんなことをやってきたのか?やっているのか?
 
1)コロナ禍におけるフェイスシールド3.5万枚寄贈
2)“いわていいモノづくり発信交流会”を定期開催
3)ツガワオリジナル名刺入れ製作・・・裂き織りにて
4)環境に配慮した塗装・・・電着・水性・粉体
5)スクラップアート・・・桜の盆栽・松の盆栽
6)空中浮遊ディスプレイ開発
7)アートエコバックを業績貢献賞副賞に採用・・・ヘラルボニー社製
 
と、まぁ~この様な具合に、コロナ禍だったにも関わらず盛り沢山であります。お客様の率直な御感想でも・・・「よくもまぁここまでやっていますね~」と感心(呆れ?)されておりました。
ツガワは、2023年からも高い目標に向け、更なるチャレンジをして参ります。

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