ツガワ流マーケティング(情報力)
皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。
ゴールデンウイーク前、そしてゴールデンウイーク中、日本中が・・・全世界が実に3年間の長きに渡って手足を縛られ、身動きのとれない状況にあったところからの完全解放前夜の賑わいであります。
この3年間は、2023年からの新しい世界に変貌する為の正にモラトリアム期間(執行猶予期間)であった様に今更ながらに思います。2022年までの世界と2023年からの世界とでは大きく変わることを長い準備期間を経て我々は大いに学んだと言っても良いでしょう。正確にいうと・・・2020年~2022年までのきっかり3年間であります。この間、コロナというきっかけにより、誰の意志か?指示か?命令か?世界は完全に変わってしまったのです。よって、これも今更ながらではありますが、世界の誰もがしっかりと準備の時間を持たねばならなかったのです。企業や国家においても然りです。
ツガワは、この事をいち早く気づいており・・・ちょうどこの間にあたる2021年度から2022年度(2021年6月~2023年5月)を2年間のモラトリアム期間としていたのです。コロナ禍の間、即ち経済における3年間の世界的ロックダウンは、業績目標達成に気がせいていた我々に適度なエンジンブレーキを効かせ、我々にとって実に良い時間であったと結果的にそう思っております。結果的とは・・・変に力が入らず、次なる飛躍の為の入念なる準備に徹することが出来、その副産物としての好業績・・・・・・
2020年度(2020年6月~2021年5月)
連結ベースで過去最高利益
2021年度(2021年6月~2022年5月)
連結ベースで過去最高売上
2022年度(2022年6月~2023年5月)
連結ベースで過去最高売上・利益(予定)
を我々にもたらしたのです。
さて、ここで改めて、今年・・・2023年であり、2023年度の大切さや重要性を再認識してみたいと思います。
①第二次世界大戦から77年、22世紀(2100年)まで77年の折り返し点。2023年をどう乗り越えるかによって、今後の日本の行く末が決まると寺島実郎氏(日本総合研究所会長)は言っております。
②世界が2020年~2022年のコロナ禍3年間が開け、新たな世界に変貌する元年。
③“ツガワ30年の計”・・・100年企業に向けたツガワの新たなる戦いが始まる年。創業70周年の節目の年でもある。
きっとこれは何かの巡り合わせなのかもしれません。重要なポイントは、この大切な2023年、2023年度を迎えるにあたって、巷ではコロナ“禍”という大変な3年間ではありましたが・・・ツガワにとっては、力を蓄える為に落ち着きをもって過ごすことが出来た3年間であったというところ。そしてまた、結果までついてきたことにより、少しばかり自信をも得ることが出来たのです。非常に有難い3年間でありました。
ただ、話は此処から・・・・・果たして、このモラトリアム期間(2年、実質3年)を有効に使えたのだろうか?確かに、業績も悪くなかったし、様々な点が伸びたし、結果もそれなりに出ました。但し、ツガワ最大強みでもある“ツガワ流マーケティング(情報力)”が思いの外、その力を発揮出来ておりませんでした。ツガワにとって、今、最も力を入れねばならないこと、それは・・・トップライン=受注(売上)=売る力であります。ツガワのマーケティング力(情報力)は、業界でも定評ある強力なものであります。長年の多岐に渡るお客様との取引により自然と力が増強されたのです。また、受託開発生産専門メーカー(俗にODM/OEM/EMSメーカーと呼ばれる)には珍しく日本全国に20名以上の専任営業マンを有しており、その営業マンを支える技術部隊も50名を超えます。2023マーケティング年度の様々な変化マーケティング気づきにより、ツガワは、これまでも強いとされていた“ツガワ流マーケティング(情報力)”を更に強化して参ります。
全ての業界で日本一、世界一のお客様を支え、それらお客様のインストアシェアナンバーワンを目指すべく、以下の通り、様々な取り組みをして参ります。
1)半導体の先行きを悲観的に見た中でリスク分散を図る
リーマンショックの教訓を生かす
2)市場、お客様、コンペチタの状況を鑑みた中で臨機応変に戦略を変える。
3)国策に準じた戦略を展開する(エネルギー、食料、国防、医療等々)
また、“ツガワ流マーケティング(情報力)”は、多くのお客様の新事業開拓にもお役立て頂いております。
どうぞ、お気軽に諸事ご相談下さい。