皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。
ツガワは、今年２０２３年６月２１日に創業７０周年を迎えます。
創業１０年で大半の会社が息切れし、企業３０年説といわれる様に企業の寿命は３０年といわれる中で・・・なんとか創業７０年に辿り着くことが出来ました。はじめに、お客様、お取引先様、パートナー企業様、地元地域の皆様、そして社員とその家族の皆様・・・これまでツガワを支えて頂いた全ての皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。
皆様からのお力添えが無ければ、この７０年の間に起こった多くの経営危機を恐らく乗り越えることは困難であったと思います。特に、直近の２００９年リーマンショック、２０１１年東日本大震災、２０２０年～コロナ禍などは、正に絶体絶命の危機でありました。そして、今現在もインフレや地域紛争などの危機に晒されております。
今更ながらに思うのは、これらを含めて数々の経営危機を乗り越えてこられた要因は何であったのか？それは・・・
 
お客様をはじめとした多くの皆様の支えがあったことは勿論ですが、ツガワには創業以来脈々と受け継がれるものがあり、全社員がそれを粛々と励行してきたからだと私は強く思っております。
次なる目標は、１００年企業になることであり、その先も延々と成長発展し続ける為の盤石なる経営基盤をつくることであります。
経営危機を乗り越えていた要因であり、盤石なる経営基盤をつくる原動力とは？それは・・・以下の２つであると私は理解しております。
 
『率先垂範』
 これは、ツガワの社是であり全社員の心の中にしっかり根付く行動指針。
つまり、ツガワ最大の“バリュー（価値）”であります。
 
『全社一丸』
 こちらも、同じく“バリュー（価値）”であります。ツガワ社員は、一人一人決して強くはありません。ただ、この“バリュー（価値）”を発揮した時のツガワは世界で最も強い集団になるのです。

ツガワには、明確なＰ（フィロソフィー）・Ｍ（ミッション）・Ｖ（ビジョン）・Ｖ（バリュー）があります。そのどれもが大事なことであります。ただ、これまで７０年間もの長きに渡り、数々の危機を乗り越え、成長発展してきた大きな要因は、私は、上記のツガワ２つの“バリュー（価値）”であったと胸を張って言いたい。そして、最大の感謝を社員とその家族の皆さんに捧げたいと心から思っております。創業７０周年を迎え、このツガワの“バリュー（価値）”に更に磨きをかけ、お客様はじめツガワを支えて頂いた全ての皆様に恩返しをしたいと決意を新たにしているところであります。
 
さて、その様な中で、今年度（２０２３年６月～２０２４年５月）は創業７０周年に纏わる多くのことが行われます。
 
６月・・・創業７０周年記念式典（社内向け）
　　　　　『ツガワ３０年の計』発表会
 
７月・・・創業７０周年記念式典（社外向け）
　　　　　
 
２０２３年８月～２０２４年５月・・・各種周年行事
 
今日は、１００年企業に向けた『ツガワ３０年の計』について、少しだけご案内させて頂きます。
 ６月１９日から、横浜本社をはじめ全工場・事業所にて発表した『ツガワ３０年の計』の最大のポイントは・・・・・
 
「２０２３年度～２０３２年度までの１０年間の取り組みがツガワの未来を決定づける」
 
ということであります。
 
『ツガワ３０年の計』をブレイクダウンすると以下の様になります。

☆２０２３年度～２０３２年度（最初の１０年）の“準備”が２０４２年度をつくり
☆２０３３年度～２０４２年度（次の１０年）の“挑戦”が２０５２年度をつくる
 そして、
☆２０４３年度～２０５２年度（最後の１０年）の“準備”と“挑戦”が２０５３年度以降延々と続く盤石なるツガワの成長基礎をつくる
 
大切なことは、２０２３年度～２０３２年度（最初の１０年）の“準備”であります。この１０年間という大事な大事な時間の中で、私はツガワを根幹から大きく変えていきたいと思っております。いや、思うだけでなく必ずやお客様をはじめとした全てのステークホルダーの皆さんに、大きく変わった姿を実感頂ける様な行動をとって参ります。そして、更に重要なことは・・・・・
 
 
「ツガワは、１０年の時を得ないと根幹から変わることが出来ない。１０年単位で根幹から大きく変わらねばならない。」
 
ということを全社員が肝に銘じることであります。
 
つまり、大きく変わらねばならないのは、決して２０２３年度～２０３２年度（最初の１０年）だけを意味しているのでは決してないということ。
 
「ツガワは、１０年単位で根幹から大きく変わっていかねばならない。」
 
このモチベーションをツガワ全社員は、今後、延々と持ち続け挑戦して参ります。
 
『ツガワ３０年の計』を完遂し、１００年企業を達成した後も、２００年、３００年・・・と成長発展し続ける企業になるべく、ツガワは“全社一丸”・・・“率先垂範”をもって努力して参ります。
 
ツガワは、２０２３年からの１０年間で大きく根幹から変わります。そして、その後も１０年単位でどんどん変わって参ります。大きく根幹から変わっていくツガワをどうぞご期待下さい。