新年度(2024年度)始まる!!
皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。
鳴り物入りでスタートした“ツガワ30年の計”の記念すべき初年度(2023年度)は・・・記念式典や記念事業、イベント、各方面への強力・支援、新CM等やネーミングライツなどの企業PRやCI活動等々に関しては大変素晴らしい内容でありました。ただ、地元では既にその認知度において、超大手企業に負けないくらいのツガワですが・・・創業70周年記念を大いに宣伝し、その周年の中で新たにまたネーミングライツ(さくらホール feat.ツガワ)までしたツガワですが・・・新CMやツガワマンガなどでは、未来の子どもたちに夢を与える取り組みをしているツガワですが・・・最早、ツガワはパブリックカンパニーといっても良い様な存在でありますが・・・。こと本業においては、過去最高売上利益を記録した2022年度比で、売上こそ過去最高を更新したものの、利益は僅かながら減収。業績的には、何とも不甲斐ない2023年度でありました。
全ての責任は、経営トップである私にあることを大いに反省しますと共に、この悔しさを大いなるバネとし、必ずやリベンジを果たすことを誓い、新年度(2024年度)のスタート地点に仁王立ちしているところであります。また、“10年の計”(2023年度~2032年度)という“30年の大計”の最初の10年間でやるべきこと、やらねばならないことをしっかりと心に刻んでおります。そして、それと同時に全社員のモチベーションを全く別の次元に引き上げねばならないことを非常なる覚悟をもって捉えております。6月1日、2024年度がスタートを切ったこのタイミングで、去る5月27日~30日に全工場で開催された事業報告会(半世紀続く全社戦略会議)における私の発表の骨子を以下に。
【ツガワ30年の計 (~2032年度・10年の計)】
1.長期成長ビジョン
1)業績目標(BP)
2032年度(2033年5月期)の目標(BP)を発表
2)成長プロセス
“10年の計”の成長プロセスを説明
“10年の計”は、3つの事業(下記4項参照)の足場固めの時期である。
2.過去3カ年の財務ハイライト
新たな3つの経営指標を説明
☆ROA目標(総資産利益率:当期純利益/総資産)
☆営業利益率目標
☆1人当たり純利益目標
3.外部・内部環境変化と課題
1)環境の変化
①ツガワの注目度が更に増す
②半導体マーケット中心の事業環境となる
2)ツガワの課題
①生産能力の拡充
②人材確保・生産性向上・技術伝承・DX
3)業界依存度の平準化
将来的(2052年度)には、1セグメント=100億円を目指す。
4)注力市場(花形)へ経営資源を集中
4.ツガワ経営戦略
3つの事業:受託開発生産、自社製品開発、総合物流サービス
今後10年の注力セグメントについて説明
5.10カ年経営目標
☆2032年度までの連結経営(財務)目標を発表(事業部門別)
☆2032年度の重要指標
営業利益率目標を発表
ROA目標を発表
一人当たり純利益を発表
6.各BUの経営目標
今後、この目標値が各BUで非常に重要になってくる。その達成に向けた個別の経営計画作成をG2(次世代幹部)中心にして進める。
7.大型投資計画
当面の大型投資は・・・
北上第二工場(2026年3月建設完)
二戸第二工場(2026年12月建設完)
8.賃金上昇率の考え方
2024年度の賃金上昇率を説明
2025年度以降の賃金上昇率を説明
9.ツガワ10年の計の最重要ポイント
半導体需要に対応すべく生産本部機能を抜本的に改革
求められる精密板金機能の充実を図る
10.Mission&Purpose
“ツガワの使命”、“ツガワ経営の目的”、“ツガワは人なり”
大局着眼小局着手!!ツガワは、今、力強く新年度(2024年度)並びに“10年の計”(ツガワ30年の大計の最初の10年)を踏み出しました。