Feature 特集記事
ツガワブログ

ツガワのサスティナブル経営

皆さん、こんにちは。ツガワの駒田です。
日本列島が極度に乾燥しております。3月1日、ツガワは大船渡森林火災に関する緊急会議を行いました。
以下、当社の災害緊急支援チームからの状況報告及び支援活動を時系列にてお知らせ致します。
 
 
【3月1日】
 大船渡森林火災に関するツガワの独自調査より、3月1日11:00現在、避難所11箇所、非難者1033人。大船渡市役所商工課、農林課に救済支援について問い合わせをし、2月28日に1回、3月1日に3回連絡をとって救済支援の要望情報を頂くことに。担当者から緊急時提携先企業があり、市内では生活必需品等が入手可能であることから今のところ危急の要望無し。
3月1日現在、緊急消防援助隊 約1600人が青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、新潟県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県などから。全国各地からの消防応援者へ物資提供として、大船渡消防本部に差入れ品を届けて対策本部に届けて貰うことに。活動中(負担なく)にすぐに補給出来るものとして
・ドリンク
・ゼリー飲料
・栄養調整食品 など 
第1便として、ツガワ+岩手中央運輸(グループ会社)が3月2日から輸送開始。また、現地にて要望をヒアリングし、随時輸送や支援予定。
火災発生中はもとより、鎮圧後の継続支援も引き続き出来ることを最大限行うことに。
 
 
【3月2日】
災害現場の深刻な状況を鑑みて、3月3日から予定していた支援を1日前倒しで現地に向かった。
大船渡消防署に差入れを届ける。
・栄養ドリンク
・栄養調整食品
・ゼリー飲料
・スポーツドリンク
・ジュース他
大船渡消防財務係に説明し、対策本部が3階にあるので非常に助かりますとお言葉頂きました。納品を終えてから、農林課より救済物資ご要望のお願いの連絡がありましたので第2便の準備をいたします。電話では、マスクや生理用品など詳細確認後対応します。
 
 
【3月2日14時現在のFNNプライムオンラインより・・・】
「岩手・大船渡市の大規模な山林火災は発生から2日で5日目。焼失面積は約1800ヘクタールと、さらに拡大しています。大船渡市の大船渡漁港からFNN・齋藤健太記者が中継でお伝えします。漁港から2km以上先の山。赤崎町と綾里地区の境目あたりでは、モクモクと白い煙が上がっていて、現在も延焼が続いている様子がみてとれます。2月26日に発生した大規模な山林火災について、市は2日午前、焼失面積が午前6時時点で約1800ヘクタールに達したと発表しました。火は綾里地区の北側の越喜来地区に広がっていて、2日も自衛隊のヘリなどによる空からの消火活動が続けられています。地元の方の漁船からの映像では、海から見える山林がほぼ煙に包まれている様子が確認できました。また、普段は磯の香りがする海上は焦げくさいにおいで包まれていました。」
 
大船渡森林火災は、平成以降国内最大の森林火災となり、被害が今なお拡大しております。大船渡は、14年前の東日本大震災においても多大なる被害を受けました。津波の次は森林火災・・・岩手県で事業をし、生きる者の一人として、本当に心が痛みます。
また、全国でも山梨県、長野県、神奈川県など相次いで森林火災が発生しております。ツガワグループは、火災中はもとより、火災後の継続支援についても途切れることなく行って参ります。
 
東日本大震災の被災経験を元にしたツガワ独自のサスティナブル経営が昨年の能登半島地震、そして大船渡森林火災にて現実に実践されております。
以下に、あらためてツガワサスティナブル経営コンセプトとご紹介します。
 
 
【ツガワサスティナブル経営(ブランディング)コンセプト】
 ~企業としての存在価値の体現および理念実践~
 
1.ものづくりスピリッツを育み継承する
   人間的に未来に継承したい美しい心
 
2.ものづくりスピリッツを持つ「隣人」を助けあい相互に発展する
    ものづくりフィールドの枠を飛び越え共生を図る開拓者精神
 
3.「人の命を救いたい」という根源的な勇気を育む
    災害大国日本に生きる人間として必要な精神と行動力

Back
Latest Feature
最近の特集記事